ロングロウ
こちらロングロウはスコッチ6つの地域の一つ、キャンベルタウンのウイスキーです。
こちらのウイスキーはスプリングバンクという方が有名なのですが、
私はこちらが好きですね。
5~6000円で購入できます。
甘いモルトの香り。
口にするとまろやかで、白州に似たバニラの甘味に辛味が追いかける。
酸味があって、その酸味がとても上品で美味しい。
余韻も華やかで甘味酸味辛味のバランスの良さが消えない。
アルコール感は多少ある。
さすがにこれ位するウイスキーはあまり外れないですね。
この辺りからは好みの問題な気がします。
私はまろやかなウイスキーが好きなので、ありです。
年数がそんなにないので、アルコール感は玉に瑕ですが・・・
好み度 ★★★★
甘味★★★★
酸味★★★☆
辛味★★★☆
まろやかさ★★★★
アルコール感★★★
モカンボ20年
大分間が空いてしまいました。
これからはさらに簡潔に書いていきます。
モカンボ20年はメキシコのラム酒で、一般に流通しているのは
10年、15年、20年とありますが、今回は20年です。そんなにしません。
4000円弱で購入する事ができます。
黒糖のふわっとした香りにレーズンのような酸味の香り。
甘味は意外と抑えめで、さばさばとしてドライな風味。
後に辛味が帯びてきて、余韻に残る。
アルコール感はそれなり。
なんと言いましょうか、スペイン系のラムなんですが、所々フランス系の
ドライさが魅力のラムです。
甘味が抑えめなので、
「甘いのはあまり・・辛すぎても・・」
のような方におすすめ。
好み度 ★★★☆
甘味★★☆
酸味★★☆
辛味★★★☆
まろやかさ★★☆
アルコール感★★☆
ロンミロナリオ 15年
久しぶりにラムを買ってみました。
とは言っても、前に飲んだ事のある物ですが・・・。
それがこちら、ロンミロナリオになります。
ペルーのラムで手の込んだ包装が特徴的。ロンサカパも昔はこんなのだったそう。
こちらは一年程前バーにて初めてラムを頼む時、
甘めのラムと頼んで出してもらったのですが、美味しさにびっくりしました。
amazonで4900円弱で購入しています。
酸味と同時に黒糖感薄めの甘い匂い。若干ツンと来るアルコール臭も。
口にすると滑らかでシロップのような強い甘味が広がり、少しの酸味と辛味、
カラメル感の苦みが追いかけてくる。
後味は穏やかな甘味と苦みで満たされて、余韻が長め。
アルコール感は少しある。
個人的にですが良い感じにこの苦み酸味がある事によって、
甘味一辺倒ではなく、総合的に数段上のまとまりになっているような気がします。
甘く、苦み酸味のバランスの良い美味しいラムです。
ロックで飲むと甘さがさらに引き立ちます。
それでいて5000円以内というコスパの良さ。
私的に5000円以内で買えるラムではエルドラド15年に並んで2トップです。
(4000円以内ならバルバンクールワントップかも・・)
なので甘めが好きな方には特にお勧めですし、入門にも最適です。
好み度★★★★☆
甘味★★★★☆
酸味★★☆
辛味★☆
まろやかさ★★★
アルコール感★★
パトロン アネホ
今日はパトロンのアネホを紹介。
こちらは柔らかく甘い種類が多いロスアルトス地方産のテキーラです。
パトロンは個人的にですが、ブランコ、レポサドとそう価格に違いがないので、
アネホがお勧めです。5000円程度で購入する事が出来ます。
香りから柔らかく蜂蜜のような甘い匂い。
口当たりは柔らかく、アガベの風味は抑えめで、
香り通りの柔らかい蜂蜜を薄めたような甘さが口に広がる。
奥に辛味は感じ取れるが、主張は全然してこない。
アルコール感はほぼないが、喉元を通る時にさすがに熱さを感じる。
とても美味しいテキーラです。
まさに初心者向けといった感じでしょうか。
柔らかいしか書いてないですけど本当に柔らかい。
甘めなんですが、甘すぎずに酸味もそれほど強くないので
すーっと体に溶けていくような、そんなテキーラです。
テキーラに飲み慣れると物足りなくなるのかもしれませんが、
この透き通った感じは一回でも飲んでいただきたいです。
確実にテキーラのイメージが変わる事請け合いです。
好み度 ★★★★☆
甘味★★★☆
酸味★★
辛味★
まろやかさ★★
アルコール感★
イーグルレア 10年
久しぶりにバーボンを紹介。
こちらのイーグルレアはバッファロートレース蒸留所という所で製造されている
シングルバレルバーボンで、香水のようなしゅっとした入れ物に入ってますが、
3000円程度で購入する事が出来ます。
ツンと来るアルコールの匂いの後、酸っぱい香りがくる。
口にすると重くもなく軽くもなく、辛味が強く出て、次に酸味が主張してきて、
バーボンの甘味は控えめ。セメダイン感も弱い。
飲んでいるうちに辛味は消え、後味に芳醇なバーボンの風味が残る。
全体的にアルコール感はそれなりにある。
切れ味の良いバーボンの典型的な味だと思います。
甘さも強くなく、辛味が強めに出る割には熟成されていて飲みやすいバーボンです。
甘味が欲しい方にはお勧めできませんが、甘くなく飲みやすいバーボンを
お探しの方には嵌るのではないでしょうか。
好み度 ★★★☆
甘味★★
酸味★★★☆
辛味★★★★
まろやかさ★★★
アルコール感★★★
ジン・ブランデーなど・・・
10日も前の記事から空いてしまいました。ラムを紹介している所は少ないと最初に考えた通り検索履歴を見てみるとラム目当てで見て頂ける方々が多いようなので、これからもできるだけラムの記事を書いていきたいのですが、少々お待ちください。
ラムやウイスキーを飲んでいる人々は2パターンあるように思います。一つの物に嵌って酒というより種類単体が好きな人。あるいは単純に酒が好きで色々な種類を行ったり来たりするのが楽しい人。
私は後者なのですが、飽き性なもので、季節、月、日によって飲みたい物が違うんです。ハードリカーはラムから入ったので、思い入れはラムが一番強いですが、ラムよりウイスキー、ウイスキーよりテキーラなんて日も度々あります。
そこで、良く飲んではいるものの、一つ一つのカテゴリーにするにはまだ情報、勉強不足なものをまとめてみたいと思います。ざっくりと紹介していくので名前聞いただけで飲んだ事無いとのような方々の入門になれば幸いです。
まずジンです。よくカクテルに使われてたりしますが、正直勧められて飲むまで、ジントニックやジンライムなど居酒屋にあるような若干癖のある苦い酒というイメージでした。でも飲んでみると爽やかで甘かったり、辛めですっきりするものがあったり、単品で飲んでも美味しいです。
ジュニパーペリーという香草を主体に様々な物が使われ、様々な種類がありますが、大きく分けて種類が二つあり、きりっと辛めのロンドンドライジンとその他の柔らかめのドイツ・オランダジンというイメージです。
後は一部のジンを除いてお財布に優しいという所でしょうか。やはり家で常飲するものには切っても切り離せません。
次にブランデーです。ブランデーとは果実で作った蒸留酒の総称です。大麦・トウモロコシの蒸留酒がウイスキーで、さとうきびの蒸留酒がラム酒といったら分かりやすいでしょうか。
色々あるんですが、私はぶどうのコニャックとりんごのカルバドスを良く飲みます。どちらも飲みやすいお酒です。これまた簡単に言ってしまうと、コニャックはまろやかで甘く、カルバドスは酸味があり何か青い味が多いように思います。
石原裕次郎がグラスで回していたり、バスローブで飲んだりと何かと高級なイメージがしますが、そこまで高級でもないです。でも若いと若干アルコールがきつかったり癖があったりするので、4000円~5000円辺りの物の方が入りやすい事を考えると、少し値が張るかもしれません。
ただ、あまり手は出ませんが、30~35年など長い年月の物はカルバドスなどの方がウイスキーやラムより安いんです。そもそもブランデー自体が長い年数をかける物らしく、最初から長熟用のストックがされており、比較的高騰せず購入できるそう。
最低限の知識・価格・味でさくっとまとめてみましたが、詳しくはこれから個々の項目でまとめていこうと思います。
ゴールド・オブ・モーリシャス
今日はこちら、ゴールド・オブ・モーリシャスを紹介。
名前の通りアフリカ、マダガスカル島近くの沖にあるモーリシャス産のラムで、
ラムがあまり置いていない所にも置いてたりします。
価格は5000円程度。
甘い黒糖の強い匂いに、少しの酸味があるスペイン系の匂い。
口にすると若干の粘着性があり、黒糖のパンチのある甘味に酸味が遅れてくる。
辛味は微々たる程度で、後味に黒糖味とカラメル感が強く残る。
アルコール感はあまりない。
モーリシャス産のラムはフランス系に近いラムが多いのですが、
こちらはスペイン系のラムになっています。
それに純粋に黒糖の甘さだけならピカイチです。
それに他の要素が抑えめなので、純度が濃い黒糖の甘味を楽しめます。
価格もそれほど高くないのも良いですね。
甘いのが好きな方に自信をもってお勧めできるラムです。
好み度 ★★★★
甘味★★★★☆
酸味★☆
辛味★
まろやかさ★★★
アルコール感★☆