ブラックニッカスペシャル
有名かもしれませんが、単純に私が好きになった物なので紹介。
ニッカの歴史どうこうは他の方に任せます。
・・・決してめんどくさいと言う訳ではありません。
簡単におさらいするとニッカは余市・宮城郷というブランドがあって、
カフェ式連続式蒸溜機という珍しい方式を導入。
二つの独立ブランドに、このブランドを掛け合わせたのが竹鶴。
グレーンを入れて、言ってしまうと安くしたのがブラックニッカ。
大体そんな感じです。
私はブラックニッカはスペシャルが飲んでみたいと評判を目にして思っており、
リッチブレンドは先に購入しておりましたが、正直私の好みではありませんでした。
ふわっとニッカだなという甘い飲み口は良いんだけど、すぐ消えてしまうような、
一瞬に全力を込めて爆散するかのようなそんなイメージ。
決してまずい訳ではなく、飲み口は滑らかで癖も全くないので、
最初に嗜むウイスキーとするならばとてもいいかもしれません。
クリアブレンドは少し怖くて手が出ませんが・・
そんな中探していたスペシャルが、あまり寄らない近くのスーパーに売っていたので
1300円+税にて購入。
香りからニッカだなという甘い独特の香りがしてきて、
口に含むと分厚い甘みと少し若めアルコールの辛さだけどそんなにつらくない。
でも甘さ一辺倒ではなく、程よく焦げたようなビターさが引き締めて飲み飽きない。
この分厚い甘みというかなんというか42度という度数のせいかもしれないけど、
どしっとした重い感覚が1000円台のウイスキーでは頭抜けている。
オールドバーのまったり感が好きなようにこの感じは本当に好み。
廉価版オールドパーという気がしないでもない。ピート感はそこまでないけど。
リッチブレンドと2~300円しか違わないのにこの違いはなんなんだろうか・・
確実にこっちの方が私は好みです。
個人的には2倍近くする同じニッカの竹鶴ピュアモルトより好きです。
安いウイスキーになれてステップアップする時にお勧めできます。
ニッカだなって香りはどう表現すればいいのかまだ分からない。
蜂蜜なのか若干の塩分なのか・・・
まあこのブログでは飲みやすさなどのざっくりとしたわかりやすいという
コンセプトなので・・・さらに分かりやすく表現できるよう精進します。
10月29日追記
買って一か月近くたったわけですが、アルコール感が強くなり、
甘みが弱まっている感覚を受けます。単純に私の好みではなくなってきています。
こちらのウイスキーは2~3週間で飲み切るのが良いかもしれません。