書き残し場

広く浅くを書き流すブログ。知識薄目。好みは洋酒全般にBlack全般・Rock。音楽紹介に行き詰まり、手に入れやすい入門向けラム酒・ウイスキーを軸に紹介・・・のはずが日本酒にも手を出し始める。一覧でリンク貼り付けてみました。

バーボンについて

今私はバーボンに嵌っております。

ウイスキーの中のバーボンなんですが、スコッチなどのウイスキーとは

全く味の傾向が違うので、このブログでは別カテゴリーにさせて頂きます。

 

そこで最初なのでバーボンについて軽く触れてみます。

バーボンという物の定義は大まかに言うと

ケンタッキー州で作られたコーンの割合が5割から8割までのウイスキー

バーボンと言います。

なのでコンビニでも買えるような有名所で言うと、

コーンが8割超えているI.Wハーパーや、隣のテネシー州で作られているジャックダニエルなどは、

厳密にはバーボンとは呼ばないのですが、ここではアメリカのウイスキーをまとめて

バーボンとします。

 

コーンが主流なのでグレーンの割合がとても強いお酒で、

モルト(大麦)の感じが強い普通のウイスキーと全然違うお酒なんです。

後ろの原材料にもすべてのバーボンでグレーンが先に書かれている事でしょう。

カナディアンは若干バーボンよりな気がします。

ケンタッキー・テネシーのあたりは昔からトウモロコシ生産が盛んな地域なので、

自然とトウモロコシのお酒が出来たのでしょう。

この地方から南に行くと綿花地帯で北に行くと牧草地域になります。

 

脱線してしまいましたが、最後にバーボンの味について触れてみます。

バーボンはコーンのがたくさん使われている事もあってか、

甘みが強めの種類が多いです。それに熟成させる樽は必ず内側を焦がしている事によって、

香ばしい苦みを伴っている物が多いです。

後バーボンはウイスキーに比べ度数が高めのものが多い事。

50度位のものが一番バーボンという物の醍醐味を楽しめると思います。

度数が強い分濃さをストレートに味わう事ができ、慣れると堪りません。

そして、何よりバーボンといえばエステリー臭。

接着剤のような匂いがします。これが駄目な人が多いのかもしれません。

 

大まかな概要はこんな所です。

最初に紹介する酒に説明する程度に書くつもりが

ちょっとくどくどと長くなってしまい独立させました。

度数が高く、癖が強いですし、取っつきにくいお酒のように見えますが、

慣れると優しく、しかも正直ウイスキー、ラムに比べて経済的なお金で

美味しい種類が結構あります。そこもお勧めなポイントです。

そんな胃袋にも懐にも優しいバーボンの魅力をこれからお伝えできればと・・