書き残し場

広く浅くを書き流すブログ。知識薄目。好みは洋酒全般にBlack全般・Rock。音楽紹介に行き詰まり、手に入れやすい入門向けラム酒・ウイスキーを軸に紹介・・・のはずが日本酒にも手を出し始める。一覧でリンク貼り付けてみました。

カーサ・デ・ルナ レポサド

今日はこちらのテキーラを紹介。

こちらはブランコとアネホを飲んだ事があるんですが、

どちらも美味しくてレポサドが気になってました。

ブランコ、レポサドが3000円位でアネホが6~7000円位で、

レポサドが手頃に買えるのも魅力の一つです。

都内酒屋にて3900円位で購入。

カーサ・デ・ルナ レポサド

オーク系の香りに酸っぱい香りがふんわりとする。

口にするとしっかりとした甘味がきた後に穏やかな酸味で満たされる。

奥に辛味があるが、感じ取れる程度であまり主張してこない。

甘く柔らかいアガベの余韻が少し長めに続く。

アルコール感はほぼ無い。

 

正直かなりコスパが良いと思います。

今まで飲んできた中で個人的にはトップクラスじゃないでしょうか。

ブランコ、アネホではぶどうのような酸味を感じたのですが、

何故かレポサドは酸味が控えめに作られています。

程よい甘味。まろやかで辛味が少なくアルコール感もなく飲みやすい。

かといって熟成しすぎているわけでもない。

良くない点が飲みすぎ注意という点位個人的には好きです。

甘めが好きな方には2000円前後のテキーラを飲んだ後、次を選ぶ時とてもお勧めです。

 

 

好み度 ★★★★☆

 

甘味★★★☆

酸味★★☆

辛味★

まろやかさ★★★☆

アルコール感★

サンティアゴ・デ・クーバ 12年

今日はこちらのラムを紹介。

キューバのラムと言えばハバナクラブかこちらになります。後はロンムラータなど。

ハバナクラブ7年だと2000円弱なのに、15年だと1~2万するように、

供給量が少ないからか高くなっており、

こちらもハバナクラブほどではないにしろ、

若めのアネホは2000円程度なのですが、12年は6000円位します。

ちなみにどちらもキューバの都市名です。

黒糖の強めの香り。アルコール臭はあまりない。

口にすると滑らかで、カラメル気味の黒糖の甘さが強く出て、

酸味も主張してくる。重い酒質ではなくさらさら気味で、

余韻もそれほど長くない。辛味はあまりなく、

アルコール感はほぼ感じない。

 

普通に美味しいラムです。

こちらの特徴と言えば、多少甘めで酸味が強いといった所でしょうか。

ハバナクラブとは違う系統の味なので好みが別れるかもしれません。

ただ・・・それほどびっくりはしないので、少し高めかなとは思います。

ロンムラータはこちらより甘めです。

 

 

好み度 ★★★★

 

甘味★★★★

酸味★★★☆

辛味★☆

まろやかさ★★☆

アルコール感★☆

北海道ニッカウヰスキー 余市蒸留所

 

 

買ってきた限定のウイスキーがもう一本ありました。

こちらはブレンデッドのウイスキーになります。

限定ウイスキーの中では一番手頃なウイスキーです。

350mlで1600円程度で購入。知人がいたので20%オフで購入できました。

ニッカ 余市蒸留所 オリジナルウイスキー 40度 360ml

甘いニッカ独特の香りがスペシャルよりもブレンダーズよりも一番強く感じる。

カフェモルトを柔らかくしたような香り。

口当たりは柔らかく若干ねっとりとしている。

シェリーの甘味と穀物の甘味とニッカの甘味を3つ感じる。

ちょっと酸味がツンとして辛味は控えめ。

アルコール感はあまりない。

 

ブレンデッドとはいえ値段はスコッチの12年クラスなので、

お土産価格なのか不安でしたが、普通に美味しいです。

ブラックニッカスペシャルの甘さ、まろやかさと

スーパーニッカの飲みやすさ、両方の長所の良いとこ取りしたような味です。

まさにニッカのブレンデッドの上位版という味がします。

ノンエイジ物らしいですが、若い暴力性は感じられません。

パンチがあるわけではなく、万人受けしそうな味です。

 

好み度 ★★★★

 

甘味★★★

酸味★★☆

辛味★

まろやかさ★★★☆

アルコール感★☆

エラドゥーラ レポサド

テキーラの記事を書いた後、やっと我が家にテキーラを買い入れました。

とはいっても2つしか買っていないので、殆どはお店で飲んだものになると思います。

最初はこちら、エラドゥーラのレポサドです。

バジェス地方の比較的辛めのテキーラで、

テキーラの熟成はこの前書いた通りなんですが、こちらのレポサドは

アネホになるぎりぎり前の11ヵ月熟成の物。アネホに近いまろやかさが特徴です。

当初甘いロスアルトス産の物を買おうと思ってたんですが、

値段がとても安かったのでこちらにしました。

都内酒屋で3600円ほどで購入。

エラドゥーラ レポサド 700ml [並行輸入品]

シナモンのような酸味と白州系統のようなオークの匂い。

口にすると滑らかで、甘さと酸味、アガヴェの風味が口いっぱいに広がった後、

辛味が後を追ってくる。辛味の強さはそれほどだが、後味に良く伸びてくる。

アルコール感はあまり感じない。

 

とても飲みやすいテキーラです。

辛めのバジェス産の中でも抑えめながら甘味もあり、

値段もお手頃で飲みやすいと思います。

テキーラの甘味、辛味、酸味など特徴がバランスよく入っていながら、

アルコール感がきつくないので、緩やかに楽しめます。

ほどほどに熟成されて木の風味も強く、飲みやすさもあり、

青さも残っている良いレポサドという感じです。

正規輸入価格の5000円半ばだと、うーん・・なのですが、

並行輸入価格なら間違いなくお勧めできるテキーラです。

 

 

好み度 ★★★☆

 

甘味★★☆

酸味★★☆

辛味★★★

まろやかさ★★★

アルコール感★★

グレンリベット 12年

紹介していない家のラムは枯渇してますが、ウイスキーはまだ少しあります・・

ラム好き言ってるくせに購入してるのはウイスキーの方が多いという。

ウイスキーシングルモルトってあんまり外れが無いんでどんどん買っちゃうんです。

と言う訳で今日はグレンリベットを紹介。

 

グレンフィディックが世界で一番売れているシングルモルトだとすれば、

グレンリベットは最初の英政府公認蒸留所・・・らしいです。

この二つは味が似ており、モルト入門者向けと言われているのですが、

個人的にはリベットの方が酸味が強く、フィディックの方は穀物の甘味を感じます。

どちらもアイリッシュに近い気がするのですが、

リベットが白州に近く、フィディックはさらにアイリッシュ寄りというイメージです。

どちらも購入しやすい値段なのでそこも入門者向けなのかもしれません。

グレンリベット12年はドンキホーテで2800円弱で購入しています。

ザ・グレンリベット 12年 700ml シングルモルトスコッチウイスキー ギフト箱入り スコットランド

香りは青りんご系統で奥にモルトがあるような爽やかな香り。

口にするとさらっと冷ための甘味に酸味が程よく後からくる。

甘味はモルトの甘味よりフレッシュ系の甘味が強い感じ。

バニラ感が少し強めに出ててミント感も少し。

後味はあまり深くなく、さらっと消えていく中に若干のスモーキー感。

アルコール感は少し控えめ。辛味はほぼ無し。

 

とても飲みやすいウイスキーです。

私も初心者ですが、入門者向けというのも頷けます。

飲みやすく、少しのピート感もあって好みかどうか比べられるのではないかと。

色んな種類を飲んでしまうとパンチがあまりないので物足りなくなってしまうが、

どこか安心できるような、そんな味です。割安ですし。

ちなみにフィディックとリベットは18年物も他に比べて安く買えるのですが、

リベットの18年凄く美味しいです。コスパ抜群だと思うんですけど、

私は予算オーバーなので買えてないです・・・

 

好み度 ★★★☆

 

甘味★★★☆

酸味★★☆

辛味☆

まろやかさ★★

アルコール感★★

 

 

 

 

 

エドラダワー 10年

今日は私が特段好きな銘柄を瓶が開いてしまう前に紹介。

こちらエドラダワーはハイランド地方のウイスキーです。

クリーミーと聞いていて、バーにて期待して飲んだ瞬間に虜になり、

翌週すぐに酒屋に買いに行ってました。

都内酒屋にて4000円弱にて購入。エドラダワー 10年 700ml 40度 [正規品]

若干硫黄の匂いがするシェリー系統独特の香り。

オレンジのような酸味も少し。アルコール臭はほぼしない。

口にすると滑らかで口にまとわりつくようなまろやかさ。

若干のえぐみを伴ったシェリーの甘味と同時にオレンジミルク系のリキュールのような

クリーム感。甘味はあるが、えぐみのようなものがあるのでべたべたせずに、

しっかりと締めている感じ。ふわりとした余韻が長めに続く。

アルコール感は抑えられていて喉に通った時熱くなって感じる程度。

 

単純に美味しいです。まろやかで飲みやすくクリーミー。

似てるウイスキーは無いというのも頷けます。

好き嫌いはっきりと別れるらしいのですが、私は本当に好きです。

こちらが4000円足らずで購入できるのが嬉しい限りなのですが、

逆にこちらがあるせいで、他の高めのウイスキーを購入する気になれません。

エドラダワーは小規模の蒸留所らしく、20年ほど前はとても美味しくて、

それ以降パフューム感で酷く、最近盛り返したらしいです。

なのでいつまた美味しくなくなるのかはわかりませんし、

そもそもパフューム感というのも飲んだ事が無いのでわかりません。

ただ、昔のを飲んだ事をある方が言うには、今のも昔ほどクリーミーじゃなく、

別物に近い位味が違うそう。

昔のエドラダワーが気になる所です。

 

 

好み度 ★★★★★

 

甘味★★★★

酸味★★

辛味☆

まろやかさ★★★★☆

アルコール感★☆

 

テキーラ

 

ラム、ウイスキー、バーボンときて、次の洋酒に手を出したいと思います。

もっと早くに紹介したかったんですが、

如何せんまだテキーラは自分で買ってなくて、お店でしか飲んでないんですよね。

そんなのを紹介するのもなと思ってたんですけど、

最近買っていないのにも手を出し始めているのでそろそろ頃時かなと。

 

テキーラと言えば、どんと机に叩きつけて飲むものをイメージする方も多いでしょう。

ショットで飲んだ事がない私も「あんな風に乱雑に飲むもので味など関係ない」

なんて思ってました。

ただそれは1000円前後の安テキーラであって、

プレミアムテキーラ(とは言ってもそこまでしません)を飲んでしまえば、

そんな事全然言えなくなってしまいます。

・・・プレミアムを飲んだ後に普通のテキーラ飲ませてもらったら、

イメージと違って普通に飲めましたけど・・・

 

そもそもテキーラとはリュウゼツランという植物が使われてます。

アロエみたいな形の植物なんですが、現地だとさとうきびのように使われてるんです。

さっき調べて知ったんですが、

リュウゼツランで作った甘味料は砂糖よりも甘いそうです。

なので植物を使っていると言っても、ラム酒とほぼ変わりません。

 

肝心の味はというと種類ごとによって違いますが、

爽やかで香ばしく甘いです。感覚的にはスペイン系ラムが一番近いでしょうか。

口にすると爽やかでリュウゼツランの香ばしさが口いっぱいに広がります。

甘味料の元の植物を使っているので、

もちろん甘い種類も多く、女性の方にもおすすめできます。

 

 

後、テキーラの特徴は大体の熟成度合が名前でわかるって事です。

テキーラは長期熟成でも5年と他の洋酒に比べて浅く、

数ヶ月単位で名前が変わります。大体で言うと、

 

ブランコ・熟成2ヵ月以内。飲みやすいが青さが残る。

レポサド・2ヵ月以上、1年未満。想像の通り青さとまろやかの中間。

アネホ・熟成1年以上。アルコール感が一気に減り、とてもまろやか。

エクストラアネホ・3年以上。ラムで20年以上と変わらないまろやかさ、高級感。

 

こんな感じになります。エキストラアネホのまろやかさは本当にびっくりします。

 

値段の方は、大体ブランコで3000円~。アネホで5000円~といった所でしょうか。

値段で言えば、テキーラはラム、ウイスキーと違い、大体味と値段が比例してます。

熟成年数が短いので、需要と供給が大きく崩れる事がないからかもしれません。

なので外れを引く確率が少ないのが利点であり、面白みのない点かも。

私はアネホが好きなので、アネホばっか飲むと値が張ってしまいます・・

ブランコもブランコで美味しいんですけどね。

カーサデルナのブランコは本当に美味しくて、比例するとは言いましたが

個人的には値段以上のパフォーマンスだと思います。

 

 

まぁなんだかんだ言ってますが、

テキーラは単純に甘くて滑らかで美味しいです。

すぐ飲んでみたいと思ってもらえるように、直観的に紹介していきたいと思います。

 

 

追記・・・産地によっても味が違うらしく、

低地のバジェス地方と高地のロスアルトス地方でリュウゼツランの育ち方が違い、

バジェス地方は語源のテキーラがある古くからの産地で、辛口のテキーラが多く、

ロスアルトス地方は比較的新しく、リュウゼツランが甘く育つ為、

滑らかで甘いテキーラが多いそうです。

どちらも好きですが、選べと言われるとロスアルトス産が好きですね。

ちなみにカーサデルナはどちらでもないです。