パッサーズ ブリティッシュネイビーラム
Barではあまり値段を気にせずに飲めるが、
家飲み用となるとまだ洋酒入り込み始めて半年も経っていない初心者なのに、
4千、いや3千以上に手が出ない。
でも自分で調べても、ウイスキーは結構情報があるけど
パンペロやハバナクラブ。ロンサカパなど
有名な銘柄しかある程度の情報を手に入れられない。
なので自分が地雷を踏みに行き書いてしまおうと。
その第一弾がこちら。
某大手酒店とあまり変わらない値段+送料無料だったので、
アマゾンにて2千円弱で購入。
パッサーズからはこのブルーの熟成若めをスタンダードとして、
当時本当に海軍に支給されていたらしい、この同じ年数の54.5度バージョン。
後プレミアム版として15年熟成された赤いバージョンがある。
15年の方をbarにてイギリス系のお勧めと言われ飲んでみて、
熟成の長さからくるまろやかな甘みとイギリス系独特の焦がした後味が
たまらなくおいしかったのを覚えていて、
ふらふらと酒屋に行ってみた所、若いバージョンが置いてあるのを知る。
まず初めに黒糖とキャラメルの甘い匂いの先に、
やはり熟成が若い酒ならではのアルコールのトゲがある。
濃厚な黒糖の甘みの後に、
イギリス系独特の焦げた後味とアルコール感が調和しているのか
思ったほど味にはアルコールが主張してこず、すっと消えていく。
15年との違いはやはりアルコール感ととろみと余韻。
15年というより年数が長いと余韻が糸を引くように長い感じがする。
ただ、これはこれで普通においしいパンチのあるラム。15年と違いはあるものの、
大まかな部分はがあまりなく、想像以上の落差はない。
コスパ的にもおすすめできる。・・・赤5千超えるし。
ある程度の重みもあるので、パンペロなどを飲んで
もう少しパンチが欲しいと思ったらお勧め。
ただハバナクラブよりは甘いので、甘いのが好きじゃなければお勧めできない。
・・・そもそもこの焦げた感じが好きな方はアルコール感も
気にならないと思うという偏見。
ストレートで飲むようになると、多少のアルコール感は気にならなくなってるのかも。
追記
好み度 ★★☆
甘味★★★★
酸味★★
辛味★★★☆
まろやかさ★★☆
アルコール感★★★★